日台学長フォーラム 開催
「2016 Taiwan-Japan University Presidents’ Forum 」を開催(5/11-5/13)
国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)(事務局:国立大学協会内)は、2016年5月11日~13日に台湾・国立成功大学(台南市)にて、台湾の大学国際交流団体である高等教育国際合作基金会(FICHET)との共催で、「2016台日大学学長フォーラム(2016 Taiwan-Japan University Presidents’Forum)」を開催した。日本側からは国公私立大学計66大学(国立34大学、公立5大学、私立27大学)が、台湾側からは約75大学が参加した。
フォーラムは「Globalization and the Challenges Confronting Universities in Taiwan and Japan」をテーマとし、まず始めにProf. Jong-Tsun Huang 台湾高等教育評鑑中心基金会(HEEACT)董事長 及び永田 恭介 JACUIE座長(筑波大学長)から基調講演が行われた。
その後、グローバル化社会において大学が抱える諸課題について、「大学の戦略」「教育的視点」「研究的視点」の3つのセッションを設けて、各大学からの事例紹介及びパネルディスカッションが行われた。日台の登壇者からは、それぞれの大学の様々な立場からプレゼンやコメントをいただき、参加者も含めて活発な議論が行われた。
この日台大学間の学長フォーラムは、2年に1回、台湾・日本で交互に開催することとしている。
最後の閉会挨拶では、Dr. Huey-Jen Jenny Su FICHET会長(国立成功大学長)より、次回は2018年に日本で開催し、広島大学がホスト校となることが発表された。
また、今回のフォーラムの開催を機に、主催者であるJACUIE及びFICHETの間で交流協定が併せて締結された。この協定は、日本と台湾の大学団体の協力関係の大きな方向性を示すものであり、協力分野として、日台の高等教育機関間の教育研究や留学の推進、国際交流事業の実施等が挙げられている。
今回の交流協定締結、及び本フォーラムの開催を契機に、日本と台湾の大学間の交流が更に活発になることが期待される。
■2016 Taiwan-Japan University Presidents’ Forum
日時: 2016年5月12日(5月11日レセプション、5月13日キャンパスツアー)
会場: 国立成功大学(台湾・台南市)
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