日台学長フォーラム 「2016 Taiwan-Japan University Presidents’ Forum 」を開催(5/11-5/13)
お知らせ
国立大学協会は、5月11日~13日、国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)の枠組みによる国際交流事業として、台湾の国立成功大学(台南市)にて「2016 台日大学学長フォーラム(Taiwan-Japan University Presidents’ Forum)」を開催しました。本事業は、台湾の大学団体である高等教育国際合作基金会(FICHET)との共催で、日台合わせて142大学、日本の国立大学からは34大学69名が参加しました。
同フォーラムは、昨年6月に(*)FICHET等が当協会を訪問したことを契機として、日本の国立、公立、私立の大学団体と協同して開催に向けた準備を進めてきたものです。
当日は「Globalization and the Challenges Confronting Universities in Taiwan and Japan」をテーマとし、日台の登壇者から、それぞれの大学の様々の立場からプレゼンやコメントをいただき、フロアを含めて活発な議論が行われました。また、次回のフォーラムは2018年に日本にて開催され、広島大学がホスト校となることも併せて発表されました。
フォーラム初日は、開会挨拶に続いて、日台の大学間におけるダブルディグリープログラム、ジョイントディグリープログラム、留学生交流プログラム、若手研究者の交流、産学が協働した研究プロジェクトの推進に関する事例発表が行われました。
続いて、日台双方における教育と研究に関する取組について発表があった後、JACUIEとFICHETとの間で、日台双方の大学間の協力関係を推進していくための共同宣言が採択され、閉会挨拶の後、盛会のうちに閉会しました。
また、今回のフォーラムの開催時に、JACUIEとFICHETの交流協定が併せて締結されました。これにより、今後、日台大学間の国際交流が更に活発になることが期待されます。
当協会も、台湾の大学団体等と協力し、今後も日本と台湾の交流拡大に向けた取り組みを進めていきます。
【関連記事】
『「2016 Taiwan-Japan University Presidents’ Forum 」を開催(5/11-5/13)』
【開会挨拶】
中郡 錦藏 交流協会 | 永田恭介 JACUIE座長 |
【JACUIE-FICHET協定調印式】
【セッション1】
“University Strategies Response to Internationalization and Globalization”
古山 正雄 京都工芸繊維大学長 | 長谷部 勇一 横浜国立大学長 |
【セッション2】
“Educational Aspects: Global Internship, Student Exchange, New Model of International Cooperation and Student Employability
立石 博高 東京外国語大学長 | 越智 光夫 広島大学長 |
【セッション3】
“Research Aspects: International Joint Research, Researchers Exchange and Industry-University Collaboration”
西尾 章治郎 大阪大学長 | 服部 泰直 島根大学長(向かって右) |