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国大協「令和5年度 ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ」を開催(9/7~9/9)

お知らせ

国立大学協会は、9月7日(木)から9月9日(土)にかけて、L stay&grow南砂町(東京都江東区)において、2泊3日の合宿形式による「ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ」を開催しました。

 

この研修会は、国立大学法人及び大学共同利用機関法人における将来の経営人材を育成するため、マネジメント力の向上とともに参加者間のネットワークの構築を図ることを狙いとして、平成30年度から開始したものであり、今年度は各機関の所属長から推薦された61名の理事、副学長、部局長等が参加しました。

 

研修会では、初日に津田塾大学長の髙橋裕子氏から「日本の高等教育界とジェンダーギャップ」、2日目に九州大学 理事(経営改革担当)・株式会社セルバンク 取締役の前田裕子氏から「大学における経営改革とは」、3日目に学校法人東京家政学院 理事長・筑波大学 名誉教授の吉武博通氏から「大学機能の高度化に資する組織の確立に向けて」と題し、それぞれご講演いただきました。

また、2日目のモーニングセミナーにて、本研修会ファシリテーターである東海国立大学機構 機構長補佐の木村彰吾氏から「国立大学における財務の基本的な仕組みについて」、本研修会ファシリテーターである筑波大学 大学執行役員(大学経営推進担当)・大学経営推進局の猿渡康文氏から「大学経営における課題と経営戦略」と題し、それぞれご講演いただきました。

 

参加者には、大学マネジメントに関する文献の講読や、ビデオ教材の視聴等を事前に課しており、それらを踏まえて、自大学のあるべき姿・現状とそのギャップを埋めるために必要なことについてレポートを作成したうえで研修会に臨みました。研修会の中では、事前レポートと3つの講演の内容をもとに、グループに分かれて4回、計6時間にわたる活発な討議を行ったほか、グループ討議の内容を踏まえ2回、計3時間の全体討議を行いました。

 

開催後のアンケートでは、「学びが多い会で、大学運営について真剣に考える機会になった」「オンラインでは味わえない、対面の良さがよく出た研究会であった」「いろいろな大学の事情などがわかり面白かった」といったコメントが寄せられました。

        

開会挨拶をする                    髙橋裕子 氏(津田塾大学長)
松尾清一 国立大学協会事業実施委員会委員長
(東海国立大学機構 機構長)

        

前田裕子 氏                     吉武博通 氏
(九州大学 理事(経営改革担当)、          (学校法人東京家政学院 理事長、
株式会社セルバンク取締役)               筑波大学 名誉教授)

        

木村彰吾 氏                     猿渡康文 氏
(東海国立大学機構 機構長補佐)           (筑波大学 大学執行役員(大学経営推進
                              担当)、大学経営推進局)

        

グループ討議の様子                  全体写真