国立大学協会「第20回大学改革シンポジウム『DX新時代における大学の在り方について』」を開催(11/1)
お知らせ
国立大学協会は、11月1日(月)、第20回大学改革シンポジウム『DX新時代における大学の在り方について』をオンラインにて開催しました。
本シンポジウムは、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大により、オンライン授業やテレワークが急速に浸透し、社会におけるDXが加速する中で、大学はどのようにDXと向き合っていくのかを、「DX新時代における大学の在り方について」をテーマに講演及びパネルディスカッションを行い、高等教育関係者、学生、産業界、報道関係者など約370名が参加しました。
はじめに、本協会の山口宏樹専務理事から開会挨拶があり、その後、坂村健氏(東洋大学情報連携学部長)に「DX時代の大学」と題して講演いただきました。続くパネルディスカッションでは、最初に、巳波弘佳氏(関西学院大学 副学長・情報化推進機構長)、武田一哉氏(名古屋大学 副総長(情報システム・情報系戦略担当))、松浦知史氏(東京工業大学学術国際情報センター 准教授)の3名のパネリストより所属大学のDXに関する取組状況について説明していただきました。後半は、講演に引き続き坂村氏にコメンテーターとして登壇いただき、コーディネーターである吉武博通氏(情報・システム研究機構監事)の進行のもと、DXを推進するために重要となることや、大学がDXとどのように向き合っていくのかについて、参加者からの質問などを踏まえ、積極的な議論が行われました。また、総合司会をお茶の水女子大学生活科学部1年の佐々木理音氏にお願いするとともに、東京大学新聞及び筑波大学新聞の学生記者からも質問がありました。
参加者からは、「DXに関連した様々なお話を具体的に聞くことができ、また質疑応答の時間も有意義な内容で大変参考となった。」「学生が司会を務めることや,講演内容,パネルディスカッションに学生新聞の担当学生が参加する等,興味深い内容だった。」などのコメントが寄せられました。
【講演】
○「DX時代の大学」
坂村 健(東洋大学情報連携学部長)
【パネルディスカッション】
○パネリスト
巳波 弘佳(関西学院大学副学長・情報化推進機構長)
武田 一哉(名古屋大学副総長(情報システム・情報系戦略担当))
松浦 知史(東京工業大学学術国際情報センター准教授)
○コメンテーター
坂村 健(東洋大学情報連携学部長)
○コーディネーター
吉武 博通(情報・システム研究機構監事、筑波大学名誉教授)
【総合司会】
佐々木 理音(お茶の水女子大学生活科学部1年)
開会挨拶をする山口国立大学協会専務理事
坂野健氏(東洋大学情報連携学部長)
パネルディスカッションの様子
佐々木理音氏(お茶の水女子大学生活科学部1年)