平成30年度国立大学法人等部課長級研修を開催(7/30-31)
お知らせ
国立大学協会は、7月30日(月)・31日(火)の両日、一橋講堂(学術総合センター)において、平成30年度国立大学法人等部課長級研修を開催しました。
この研修会は、国立大学法人等の部課長級職員を対象に、大学運営の基本的知識の修得と幹部職員としての能力の向上を図ることを目的として開催され、130名が受講しました。
国立大学協会の山本健慈専務理事による開会挨拶のあと、2日間にわたって2名の講師による講演とパネルディスカッション、グループ別討議、全体討議が行われました。
パネルディスカッションでは、「国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み」をテーマに、4名のパネリスト及びコメンテーターから部課長としての悩みや課題、実際に行っている取組などの紹介の後、ディスカッションを行いました。また、グループ別討議では、同じく「国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み」をテーマに、各参加者の取組や課題等について、モデレーターも交えて活発な意見交換が行われました。最後に行われた全体討議では、各グループ代表者1名による発表が行われ、課題に対する解決策の提案や各大学等の取組が紹介されるなど、各グループの討議内容の共有が図られました。
また、立命館東京キャンパスの宮下明大所長、共愛学園前橋国際大学の大森昭生学長と首都大学東京の吉武博通理事にも登壇いただき、講演やパネルディスカッションでの発表を通じて公私立大学を運営する立場からの様々な事例やご意見をいただくことができました。国公私の大学間の相違点や共通点等を共有しながら、国立大学が抱える課題解決への糸口を得る機会となりました。
1日目の日程終了後には、参加者に加え、講師、パネリスト、コメンテーター、モデレーター、当協会関係者も交えた情報交換会が行われ、部課長同士の親睦を深めました。
研修終了後、参加者からは「今回の研修で得た情報等を部下の人材育成や業務マネジメントに活かしていこうと思う」「グループ別討議で具体的な議論ができたことは有意義だった」などのコメントが寄せられました。
<7月30日(月)>
【講演】
「国立大学法人等を巡る動向と部課長の役割」
首都大学東京理事、お茶の水女子大学監事
吉武 博通
【パネルディスカッション】
「現在の管理職の課題」
東京大学医学部附属病院事務部長
塩崎 英司
「国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み」
東京工業大学総務部長
平井 陽子
「業務改善の取組みから課長の役割とは」
山口大学医学部経営企画課長
佐藤 元則
「ピンチをチャンスへ転換する!図書系・情報系管理職としての実践から」
信州大学附属図書館管理課長/副館長(事務担当)
森 いづみ
「職員のマインドとマネジメント」
立命館東京キャンパス所長
宮下 明大
<7月31日(火)>
【講演】
「地学・教職・学職一体の大学運営と教学改革」
共愛学園前橋国際大学長
大森 昭生
【グループ別討議】
テーマ:国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み
開会挨拶をする
山本 国立大学協会専務理事
【国立大学法人等を巡る動向と部課長の役割】を講演する
吉武 首都大学東京理事、お茶の水女子大学監事
パネルディスカッションで発表する
塩﨑 東京大学医学部附属病院事務部長
パネルディスカッションで発表する
平井 東京工業大学総務部長
パネルディスカッションで発表する
佐藤 山口大学医学部経営企画課長
パネルディスカッションで発表する
森 信州大学附属図書館管理課長、副館長(事務担当)
パネルディスカッションで発表する
宮下 立命館東京キャンパス所長
パネルディスカッションの様子
【地学・教職・学職一体の大学運営と教学改革】を講演する
大森 共愛学園前橋国際大学長
会場の様子
会場の様子
質疑応答で質問する参加者
グループ別討議の様子
グループ別討議の様子