国立大学協会「平成29年度国立大学法人等広報担当者連絡会」を開催(9/19)
お知らせ
国立大学協会は、9月19日(火)、学術総合センターにおいて、平成29年度国立大学法人等広報担当者連絡会(広報勉強会)を開催した。
この連絡会は、国立大学法人等の広報担当係長を主な対象とし、各機関における取組の情報交換や共通課題の検討を通じて広報スキルの向上を図ることを目的として開催され、70名の参加があった。
国立大学協会の山本健慈専務理事による開会挨拶及び同協会における広報活動紹介のあと、氏岡真弓 氏(朝日新聞社編集委員)及び尾久土正己 氏(和歌山大学観光学部教授)による基調講演が行われた。
氏岡氏からは、「記者から見た大学広報」と題し、大学広報に対する記者の声の紹介と、プラスのニュースの発信及びマイナスのニュースの対応について、記者の立場からアドバイスがあった。
尾久土氏からは、「研究者サイドから見た大学広報のあり方」と題し、みさと天文台長として自らメディアとの関係づくりに取り組んだ経験から、大学の教育研究成果を社会へ発信するためには、研究の面白さを理解し分かりやすく社会に伝える能力が求められるとの説明があり、広報と大学博物館の連携について提案があった。
その後、8つのグループに分かれ、各機関における広報の課題について意見交換を行い、グループの代表者がグループ内で話し合った共通課題や取組事例などを発表した。
最後に、山本専務理事による司会の下、氏岡氏、尾久土氏、福井大学参与兼広報室長の本多宏 氏の3名のアドバイザーと参加者によるディスカッションが行われ、質問に対する具体的なアドバイスや、課題に対する先進的な取組事例を共有し、参加者の広報意識を高め、結びつきをつくる機会となった。
また、日程終了後には、情報交換会が行われ、参加者同士の親睦を一層深めた。
【国立大学協会の広報活動について】
国立大学協会 専務理事
山本 健慈
【記者から見た大学広報】
朝日新聞社 編集委員
氏岡 真弓
【研究者サイドから見た大学広報のあり方】
和歌山大学 観光学部教授
尾久土 正己
山本 健慈 国立大学協会 専務理事
氏岡 真弓 朝日新聞編集委員
尾久土 正己 和歌山大学観光学部教授
本多 宏 福井大学参与兼広報室長
グループ討議の様子
ディスカッションの様子