福島第一原子力発電所事故に対する福井大学被ばくスクリーニング班の活動【福井大学】
福井県の要請により、福井大学は、3月22日から23日の2日間、医師、放射線技師、事務の3人を派遣し、福島県において被ばくスクリーニングを行いました。
初日のミーティングで、被災地ではどのような医療が必要とされているのかリサーチすることになり、白河市県南保健所を訪れました。保健所スタッフの方々が避難所を巡回して、被災者の話を聞いているということでしたが、ガソリンや資材の不足などのため、やりたいことができないという状況とのことでした。
2日目も再び、白河市を訪れ、保健所で被ばくスクリーニングを行いました。実施総数は91人、犬2匹(犬も家族であり、避難所に一緒にいるため)、車1台で、除染が必要なケースはありませんでした。中にはスクリーニング証明書がなければ県外で受け入れられないと言われた、と語る被災者もいたが、特に、混乱することもなく、スクリーニングを終えることができました。
福井大学では、平成21年度より、地域で働く医師としての総合的な幅広い診察能力に加え、緊急被ばく医療にも専門性を持ち、地域全体における緊急被ばく医療体制の指導的役割を担うことのできる「緊急被ばく医療に強い救急総合医」を養成するコースを始めており、今後も不測の事態に対応できるようにしたいとしています。
※写真:上 初日のミーティング風景
下 犬のスクリーニング風景
初日のミーティングで、被災地ではどのような医療が必要とされているのかリサーチすることになり、白河市県南保健所を訪れました。保健所スタッフの方々が避難所を巡回して、被災者の話を聞いているということでしたが、ガソリンや資材の不足などのため、やりたいことができないという状況とのことでした。
2日目も再び、白河市を訪れ、保健所で被ばくスクリーニングを行いました。実施総数は91人、犬2匹(犬も家族であり、避難所に一緒にいるため)、車1台で、除染が必要なケースはありませんでした。中にはスクリーニング証明書がなければ県外で受け入れられないと言われた、と語る被災者もいたが、特に、混乱することもなく、スクリーニングを終えることができました。
福井大学では、平成21年度より、地域で働く医師としての総合的な幅広い診察能力に加え、緊急被ばく医療にも専門性を持ち、地域全体における緊急被ばく医療体制の指導的役割を担うことのできる「緊急被ばく医療に強い救急総合医」を養成するコースを始めており、今後も不測の事態に対応できるようにしたいとしています。
※写真:上 初日のミーティング風景
下 犬のスクリーニング風景