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「共に生きる」うつくしまふくしま未来支援センター設置記念号を刊行 【福島大学】

「共に生きる」表紙

 福島大学は,東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故に伴う被害に関し,生起している事実を科学的に調査・研究するとともに,その事実に基づき被災地の推移を見通し,復旧・復興を支援することを目的に,平成23年4月「うつくしまふくしま未来支援センター」を設置し,地域復興・産業復興・環境共生・放射線対策・地域エネルギー・こども支援・若者自立支援・歴史資料・ボランティア支援の9つのプロジェクトを中心に,福島県の復興に向けた支援活動に取り組んできた。その後,当該センターは「大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業」の採択を受け,シンポジウム開催や専任スタッフ採用など,より具体的な支援活動へと事業を進めている。

 この度,震災後1年間のこれらの取り組みをまとめることにより,今後の復興に向けた活動の展望となるよう,「共に生きる」うつくしまふくしま未来支援センター設置記念号を刊行した。

 冊子には,大学や教員の取り組みだけでなく,子ども支援やボランティア活動を行っている学生の取り組みや,3.11後の学生支援,教育・研究,放射線対策などの大学の動きも紹介している。

 ※写真:「共に生きる」うつくしまふくしま未来支援センター設置記念号の表紙