学生が宮城県石巻市で東日本大震災に伴うボランティア活動を実施【兵庫教育大学】
兵庫教育大学は,8月8日から12日までの5日間,大学からの募集に応じた学生25名が宮城県石巻市において,東日本大震災のボランティア活動を行いました。
8月9日と10日は,「夏休み学習会」に参加する石巻市の小中学生に対し,横浜市の教員と協働して学習支援活動を行いました。子どもたちが持参した課題や学習ドリルの指導,また,小学1年生には紙芝居の読み聞かせなどに取り組みました。
学習支援活動を終えて,ボランティアに参加した同大学生からは「子どもは本当にたくましく,改めて子どもと関わるのが楽しいと思った」,「これまでの自分の学びを生かせることができ,大きな自信になった」,また,横浜市の教員との協働活動には,「教師としての大切なアクションを直接,感じ取ることができた」などの感想が寄せられました。
11日は,牡鹿半島の南端にある牡鹿地区において,山の斜面にある墓地の清掃や倒れた墓石の修復作業を行いました。お盆を直前にした活動に,地元の方から,「みなさんの活動は一生忘れません」,「ごくろうさま,ありがとう」など,感謝の言葉もいただき,充実した汗を流すことができました。
今回のボランティア活動を通して,学生たちは,被災地の復興を心から願うとともに,改めて教職の道への思いを強くしたようでした。
※写真:
上 学習支援活動の様子
中 墓地の修復作業の様子
下 石巻市牡鹿地区にて