国立大学協会がユニバーシティーズ・オーストラリアと学術交流協定を締結(9/3)
お知らせ
2015年9月3日、オーストラリア・キャンベラにおいて、国立大学協会はオーストラリアの大学団体である、ユニバーシティーズ・オーストラリア(Universities Australia, UA)と学術交流協定を締結しました。協定式には、当協会から永田副会長(筑波大学長)、UAからLansdown氏(Deputy Chief Executive)が出席し、文部科学省の前川文部科学審議官やオーストラリア教育・訓練省のBorthwick 氏(Deputy Secretary)に立ち会っていただきました。
この協定の対象は当協会に加盟する国立大学とUAに加盟する大学とし、協力分野として、両国の高等教育政策に関する情報共有、資格認証、学生交流、研究協力、職員交流等を挙げています。資格認証については、各大学の自律性の尊重に基づいた上で、学士課程、修士課程、博士課程それぞれの入学資格等について記載しています。また、協定締結後の最初の取組として、両国の大学職員の交流を今秋にも実施する予定です。
これまで、国立大学協会は、UAの前身であるAustralian Vice-Chancellors’ Committee(AVCC)と1992年に協定を締結し、公立大学や私立大学の団体と共にシンポジウム等を開催してきました。今回の締結は4度目の更新にあたり、協力内容をより具体的に記載しました。今回の協定締結を契機に、日本とオーストラリアの間の学術交流が更に活発になることが期待されます。
(右から)永田副会長、Landsdown氏
関係者との記念撮影