国立大学協会「令和4年度 ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ」を開催(9/8~9/9)
お知らせ
国立大学協会は、9月8日(木)から9月9日(金)にかけて、ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ(UDWS)をオンラインにて開催しました。
この研修会は、国立大学法人及び大学共同利用機関法人における将来の経営人材を育成するため、マネジメント力の向上とともに参加者間のネットワークの構築を図ることを狙いとして、平成30年度から開始したものであり、今年度は各機関の所属長から推薦された61名の理事、副学長、部局長等が参加しました。
研修会では、1日目に富士通株式会社 執行役員 EVP CSOの梶原ゆみ子氏から「富士通の変革への取り組みと企業から見た大学への期待」、2日目に情報・システム研究機構監事及び筑波大学名誉教授の吉武博通氏から「大学機能の高度化に資する組織の確立」、金沢大学 特別顧問及び復興庁参与の山崎光悦氏から「大学改革とガバナンスを効かせた組織運営」と題し、それぞれご講演いただきました。
また、2日目のモーニングセミナーにて、国立大学協会教育・研究委員会「大学の強みや特色を伸ばす取組みの強化に向けた検討ワーキンググループ」座長の伊東千尋和歌山大学長から「地域中核・特色ある研究大学の強みや特色を伸ばすための取組みについてー我が国の大学の研究力及び国際競争力強化への7つの提言ー」、ランチョンセミナーにて本研修会ファシリテーターの木村彰吾名古屋大学副総長に「学内予算と財務諸表」と題し、それぞれご講演いただきました。
参加者は、自大学のあるべき姿、現状とそのギャップを埋めるために必要なことについて大学マネジメントに関する文献の講読やビデオ教材の視聴等を行った上でレポートを事前に作成し、研修会に臨みました。研修会の中では、グループに分かれて計4回、5時間にわたる活発な討議が行われ、さらにグループ討議等の内容を踏まえて計2回、3時間の全体討議を行いました。
イントロダクション・オリエンテーションをする
松尾清一国立大学協会事業実施委員会委員長(東海国立大学機構長)
梶原ゆみ子 氏(富士通株式会社 執行役員 EVP CSO)
吉武博通 氏(情報・システム研究機構 監事、筑波大学 名誉教授)
山崎光悦 氏(金沢大学 特別顧問、復興庁 参与)
伊東千尋 国立大学協会教育・研究委員会「大学の強みや特色を伸ばす
取組みの強化に向けた検討ワーキンググループ」座長
(和歌山大学長)
木村彰吾 UDWSファシリテーター
(名古屋大学副総長)
全体討議の様子