国大協「令和6年度 ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ」を開催(9/12~9/14)
お知らせ
国立大学協会は、9月12日(木)から9月14日(土)にかけて、L stay&grow南砂町(東京都江東区)において、2泊3日の合宿形式による「ユニバーシティ・デザイン・ワークショップ」を開催しました。
この研修会は、国立大学法人及び大学共同利用機関法人における将来の経営人材を育成するため、マネジメント力の向上とともに参加者間のネットワークの構築を図ることを狙いとして、平成30年度から開始したものであり、今年度は各機関の所属長から推薦された68名の理事、副学長、部局長等が参加しました。
研修会では、初日に東京外国語大学長の林佳世子氏から「SGUの10年を振り返る」、2日目に学校法人東京家政学院理事長・筑波大学名誉教授の吉武博通氏から「いま求められる変革とリーダーシップ」、わが国の将来を担う国立大学の新たな将来像に関するワーキンググループ座長の横浜国立大学長・梅原出氏と同ワーキンググループ副座長の愛媛大学長・仁科弘重氏から「わが国の将来を担う国立大学の新たな将来像について」と題し、それぞれご講演いただきました。
また、2日目のモーニングセミナーにてファシリテーターである筑波大学大学執行役員(大学経営推進担当)・大学経営推進局長の猿渡康文氏から「大学経営における課題と経営戦略〜筑波大学のもがき〜」、3日目に同じくファシリテーターである東海国立大学機構理事・名古屋大学副総長の木村彰吾氏から「大学の経営と財務」と題し、それぞれご講演いただきました。
参加者には、大学マネジメントに関する文献の講読や、ビデオ教材の視聴等を事前に課しており、それらを踏まえて、自大学のあるべき姿・現状とそのギャップを埋めるために必要なことについてレポートを作成したうえで研修会に臨みました。研修会の中では、事前レポートと3つの講演の内容をもとに、グループに分かれて3回、計6時間30分にわたる活発な討議を行ったほか、グループ討議の内容を踏まえ2回、計3時間の全体討議を行いました。
開催後のアンケートでは、「将来の国立大学の在り方について、真剣に検討されているリーダーがいることに希望を持つことができた」「今後の大学について考えるにあたり、とても参考になることが多く、実りの多いものとなった」といったコメントが寄せられました。
開会挨拶をする 林佳世子 氏(東京外国語大学長)
松尾清一 国立大学協会事業実施委員会委員長
(東海国立大学機構 機構長)
吉武博通 氏 三沢和彦 氏 ファシリテーター座長
(学校法人東京家政学院 理事長、 (東京農工大学 理事(経営戦略・人事担当)・
筑波大学 名誉教授) 統括理事・副学長)
梅原出 氏(わが国の将来を担う国立 仁科弘重 氏(わが国の将来を担う国立
大学の新たな将来像に関するワーキング 大学の新たな将来像に関するワーキング
グループ座長、横浜国立大学長) グループ副座長、愛媛大学長)
猿渡康文 氏 木村彰吾 氏
(筑波大学 大学執行役員(大学経営推進担当)、 (東海国立大学機構 理事、名古屋大学 副総長)
大学経営推進局長)
グループ討議の様子① グループ討議の様子②
全体写真