「国公立大学振興議員連盟第29回総会」の開催(12/17)
お知らせ
令和6年12月17日(火)に衆議院第2議員会館第2会議室において、国公立大学振興議員連盟第29回総会が開催されました。開会にあたり渡海紀三朗会長から「国公立大学は、日本の大学の未来のグランドデザインを考えた上で、それぞれが果たす役割を考えなければならない。また、社会に実装されるような研究開発だけでなく、アカデミアとして培われた知の財産を考えると、自由な研究の場としての環境を確保することも重要と考えており、来年度予算にできる限り反映させていきたい。」との挨拶がありました。また、文部科学省からは、武部新文部科学副大臣、金城泰邦文部科学大臣政務官等の出席があり、文部科学省を代表して武部文部科学副大臣より挨拶がありました。
議事に入り、永田恭介国立大学協会会長より、運営費交付金の拡充や安定的措置、物価や人件費高騰への対応、附属病院の経営問題やグローバルキャンパスの整備に必要な財政支援等の必要性について、説明がありました。
次に、浅井清文公立大学協会会長より、地域を支える公立大学の取組みについて説明がありました。
その後、文部科学省の伊藤学司高等教育局長、塩見みづ枝研究振興局長、笠原隆大臣官房文教施設企画・防災部長より、令和6年度補正予算案及び令和7年度概算要求における高等教育局関係の主要事項等について、それぞれ説明があり、その後、全体を通して質疑意見交換が行われました。
続いて、令和7年度予算における国公立大学法人関係予算の拡充等に関する決議が採択され、渡海会長より武部文部科学副大臣に決議文を手交しました。
また、本決議の財務省への申し入れを後日改めて行うこととしました。
最後に渡海会長より「予算の時期であるから、今回の決議を来年度予算にできる限り反映すべく、我々議連としてもしっかり頑張って参りたい。」という言葉をいただき閉会いたしました。
出席議員等39名(うち代理28名、名誉顧問2名含む)
国大協出席者 永田会長、佐々木副会長、林理事
議員連盟役員
挨拶する渡海紀三朗会長 司会・進行する上野賢一郎事務局長
挨拶する武部新文部科学副大臣 説明する永田恭介国立大学協会会長
説明する浅井清文公立大学協会会長 説明する伊藤学司
文部科学省高等教育局長
説明する塩見みづ枝 説明する笠原隆
文部科学省研究振興局長 文部科学省大臣官房
文教施設企画・防災部長
意見を述べる中村裕之議員 意見を述べる木原稔議員
意見を述べる田村憲久議員 意見を述べる冨岡勉名誉顧問
意見を述べる国光あやの議員
渡海紀三朗会長から武部新文部科学副大臣へ決議文の手交