国立大学協会「2020年度大学マネジメントセミナー【国立大学がさらに発展するための第4期中期目標期間に向けて】」を開催(12/15)
お知らせ
国立大学協会は、12月15日(火)、2020年度大学マネジメントセミナーをオンラインにて開催し、各大学等から571名が参加しました。
本セミナーは、大学及び高等教育を取り巻く情勢や社会的要請を理解し、法人等のマネジメントを推進していくための情報や交流の機会を提供することを目的としています。今回は、「国立大学がさらに発展するための第4期中期目標期間に向けて」をテーマに、令和3年度の第3期中期目標期間の終了を目の前に第3期における課題を整理し、第4期に向けた国立大学の在り方(高等教育の在り方)について議論しました。
山口宏樹専務理事による開会挨拶の後、西尾章治郎氏(大阪大学長、国立大学協会副会長、第4期中期目標期間に向けた課題検討ワーキンググループ座長)による講演が行われました。西尾氏からは、11月6日に公表した「第4期中期目標期間へ向けた国立大学法人の在り方にかかる中間まとめ」により第4期に向けての検討課題等について説明がありました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターである蓼沼宏一氏(一橋大学大学院経済学研究科教授、前一橋大学長)による進行のもと、まず蓼沼氏から国立大学の評価と運営費交付金配分の現状と課題を説明いただいた後、堀野晶三氏(文部科学省高等教育局国立大学法人支援課長)、櫻井克年氏(高知大学長)、小川智氏(岩手大学長)の3名のパネリストに各々の現状を発表していただきました。その後、コメンテーターの林隆之氏(政策研究大学院大学教授)の意見や参加者からの質問も交えた意見交換が行われ、活発なディスカッションとなりました。
【講演】
○「第3期中期目標期間の課題と第4期に向けた検討」
西尾 章治郎 氏(大阪大学長、国立大学協会副会長、
第4期中期目標期間に向けた課題検討ワーキンググループ座長)
【パネルディスカッション】
○コーディネーター
「国立大学の評価と運営費交付金配分の現状と課題(『国立大学法人における
教育・研究の成果に係る評価検討会』における議論をベースに)」
蓼沼 宏一 氏(一橋大学大学院経済学研究科教授、前一橋大学長)
○パネリスト
「第4期中期目標期間における国立大学法人の在り方について」
堀野 晶三 氏(文部科学省高等教育局国立大学法人支援課長)
「Super Regional University ~高知大学の挑戦~」
櫻井 克年 氏(高知大学長)
「岩手大学における第3期の取組と課題、第4期に向けた検討と要望」
小川 智 氏(岩手大学長)
○コメンテーター
林 隆之 氏(政策研究大学院大学教授)
開会挨拶をする山口 宏樹 氏(国立大学協会専務理事)
講演をする西尾 章治郎 氏(大阪大学長、国立大学協会副会長、
第4期中期目標期間に向けた課題検討ワーキンググループ座長)
パネルディスカッションの様子