国立大学協会「2020年度国立大学法人等若手職員勉強会-ソウゾウせよ。若手職員が閃(ひらめ)く!大学職員の『ニュー・ノーマル』-」を開催(12/22~12/23)
お知らせ
国立大学協会は、12月22日(火)、23日(水)の両日、2020年度国立大学法人等若手職員勉強会をオンラインにて開催し、各大学等から89名が参加しました。
本勉強会は、概ね経験年数5~10年の国立大学法人等の若手職員を対象に、国立大学等の若手職員の目的意識の改革及び資質向上と若手職員間の相互交流を目的として開催しています。
昨年度に本勉強会に参加した国立大学法人等の職員9名が、企画員としてプログラムの検討や当日の運営を行っており、今年度は-ソウゾウせよ。若手職員が閃(ひらめ)く!大学職員の『ニュー・ノーマル』-をテーマに実施しました。事前に、大学や大学職員が抱える課題及び今後あるべき姿や「ニュー・ノーマルへの変容」と思われる事例についてレポートを作成したうえで勉強会に臨みました。
1日目は、山口宏樹専務理事による開会挨拶、企画員による本勉強会の趣旨、概要説明の後、9グループに分かれ、所属機関における取組事例等を発表し、新たな視点や気づきを得た後、これからの大学職員のあるべき新しい姿(ニュー・ノーマル)について若手職員ならではの独創的なアイデアを活かし、テーマを深堀しました。中間報告会では、他グループと内容の共有をするとともに、世耕石弘氏(近畿大学経営戦略本部長)から「知と汗と涙の近大流コミュニケーション戦略」と題した講演が行われ、近畿大学の戦略的なPR活動とメディア戦略について実例を用いてご紹介いただき、旧態依然とした大学界の常識にとらわれない広報の展開についてお話がありました。講演後の質疑応答では参加者から多くの質問があり、参加者の積極的な姿勢がうかがえました。
2日目は、前日に引き続きグループワークを行い、各グループで若手職員ならではの提案をグループの意見として集約し、グループ発表では、自由な発想により策定した提案についてのプレゼンテーションが行われました。各グループの発表について、参加者から多くの意見があり、活発な意見交換が行われました。また、山口専務理事及び戸渡常務理事から、グループの発表に対する感想と研修全体を通した講評が述べられました。
【講演】
「知と汗と涙の近大流コミュニケーション戦略」
世耕 石弘 氏(近畿大学経営戦略本部長)
山口専務理事による開会挨拶
グループ討議の様子
中間報告会の様子
講演をする世耕 石弘 氏(近畿大学経営戦略本部長)
グループ発表の様子
山口専務理事による講評
戸渡常務理事による講評
2020年度企画員