国立大学協会「2019年度国立大学法人等部課長級研修」を開催(7/22-23)
お知らせ
国立大学協会は、7月22日(月)・23日(火)の両日、一橋講堂(学術総合センター)において、2019年度国立大学法人等部課長級研修を開催しました。
この研修会は、国立大学法人等の部課長級職員を対象に、大学運営の基本的知識の修得と幹部職員としての能力の向上を図ることを目的として開催され、137名が受講しました。
国立大学協会の山本健慈専務理事による開会挨拶のあと、2日間にわたって2名の講師による講演とパネルディスカッション、グループ別討議、全体討議が行われました。
1日目は首都大学東京の吉武博通理事に講演いただき、パネルディスカッションでは「国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み」をテーマに、4名のパネリスト及びコメンテーターから部課長としての悩みや課題、実際に行っている取組などの紹介の後、ディスカッションを行いました。
2日目は尚絅学院大学の合田隆史学長に登壇いただき、講演後は活発な質疑応答が行われました。グループ別討議では、同じく「国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み」をテーマに、各参加者の取組や課題等について、モデレーターも交えて活発な意見交換が行われました。最後に行われた全体討議では、各グループ代表者1名による発表が行われ、課題に対する解決策の提案や各大学等の取組が紹介されるなど、各グループの討議内容の共有が図られました。
2日間にわたる講演やパネルディスカッションでの発表を通じて公私立大学を運営する立場からの様々な事例やご意見をいただくことができました。国公私の大学間の相違点や共通点等を共有しながら、国立大学が抱える課題解決への糸口を得る機会となりました。
また1日目の日程終了後には、参加者に加え、講師、パネリスト、コメンテーター、モデレーター、当協会関係者も交えた情報交換会が行われ、部課長同士の親睦を深めました。
研修終了後、参加者からは「現状を踏まえた講演であったため参考になった」「大学に戻り、若手職員に部課長が考えていることを率直に伝えていきたい」などのコメントが寄せられました。
<7月22日(月)>
【講演】
「国立大学法人等を巡る動向と部課長の役割」
首都大学東京理事、お茶の水女子大学監事
吉武 博通
【パネルディスカッション】
「愛媛大学・SDの現場から考える」
愛媛大学SD統括コーディネーター/能力開発室長
吉田 一惠
「学生センター設置の取り組みから」
埼玉大学財務部長
西袋 昇
「「「国立大学」「部課長」・・・あえてこのくくりで考える意義とは?」
東京工業大学総務部人事課長
三橋 ゆう子
「管理職として思うこと」
東北大学病院総務課長
芳賀 昌史
「大学マネジメント層(部課長)の役割と期待」
立命館アジア太平洋大学(APU)事務局事業課長
大嶋 名生
<7月23日(火)>
【講演】
「部課長への期待」
尚絅学院大学学長
合田 隆史
【グループ別討議】
テーマ:国立大学の部課長に期待される役割とその取り組み
開会挨拶をする
山本 国立大学協会専務理事
【国立大学法人等を巡る動向と部課長の役割】を講演する
吉武 首都大学東京理事、お茶の水女子大学監事
パネルディスカッションで発表する
吉田 愛媛大学SD統括コーディネーター/能力開発室長
パネルディスカッションで発表する
西袋 埼玉大学財務部長
パネルディスカッションで発表する
三橋 東京工業大学総務部人事課長
パネルディスカッションで発表する
芳賀 東北大学病院総務課長
パネルディスカッションで発表する
大嶋 立命館アジア太平洋大学(APU)事務局事業課長
パネルディスカッションの様子
【部課長への期待】を講演する
合田 尚絅学院大学学長
会場の様子
会場の様子
質疑応答の様子
グループ別討議の様子
グループ別討議の様子