2018日独共同学長シンポジウム(2018 Japanese-German Symposium)を開催(4/26-27)
お知らせ
国立大学協会は、4月26日(木)・27日(金)の2日間で、当協会が事務局を務める国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)の枠組みによる国際交流事業として、一橋講堂(東京)にて「2018日独共同学長シンポジウム」を開催しました。本シンポジウムは、ドイツの大学団体であるドイツ大学学長会議(German Rectors’ Conference(HRK))及びベルリン日独センター(Japanese-German Center Berlin(JDZB))との共催であり、日独両国より大学長を中心とする約150名の高等教育機関関係者が参加しました。日本からは国公私立大学及びその他関係機関より65機関121名(うち国立大学からは32大学64名)、ドイツからは18機関25名の参加がありました。
2日間を通して、「Education, Research and Innovation – The Universities’ Way Forward in Collaboration with Society, Business and Industry while Enhancing Academic Core Values」のテーマのもと、日独両国の高等教育機関が、研究と教育に係る本来の使命を放棄することなく、効果的かつ相互に有益な方法で社会、企業、産業界と協働する方法について活発に議論を交わしました。
シンポジウム初日は、開会挨拶に続いて、教育、博士課程学生向け訓練、研究及びイノベーションにおける大学、社会、企業、産業界の間における協働に関する基調講演が行われました。その後、3つの分科会による議論が行われた後、各分科会からの報告を含む形でパネルディスカッションが行われました。また、夜には、ドイツ大使館主催によるレセプションがドイツ大使館アトリウムにて開催され、各参加機関の代表者を中心に約100名が出席しました。続く2日目は、大学評価に関する基調講演が行われた後、それを受ける形で4つの分科会により議論が行われました。その後、2日間の総括としてクロージングパネルディスカッションが行われ、盛会のうちに閉会しました。
また、2日目終了後には、当協会とHRKとの間で1時間程度の意見交換会を実施し、当協会からは山極壽一会長(京都大学総長)、永田恭介副会長(筑波大学長、JACUIE座長)、岩渕明学長(岩手大学)、大西隆学長(豊橋技術科学大学)、浅野哲夫学長(北陸先端科学技術大学院大学)、木谷常務理事の計6名が、HRKからはヒップラー会長をはじめとする計8名が出席しました。その中で、本シンポジウムの振り返りを行うとともに、次回シンポジウム(2020年にドイツにて開催予定)の基本方針を含め、今後の連携について広く意見交換を行いました。
今後も、日独の国際交流が更に活発になることが期待されており、当協会も、ドイツの大学団体等と協力し、ドイツとの交流拡大に向けた取組を進めていきます。
全体司会(初日)を務める髙橋姿新潟大学長
| 開会挨拶(初日)をする永田恭介JACUIE座長 |
開会挨拶(初日)をする
| 開会挨拶(初日)をするフレデリーケ・ボッセ
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開会挨拶(初日)をする信濃正範文部科学省 | 開会挨拶(初日)をするシュテファン・グラープヘア臨時代理大使 |
基調講演(初日)をする岩渕明岩手大学長
| 基調講演(初日)をする佐藤勲東京工業大学 |
基調講演(初日)をする相澤益男JST顧問
| 分科会(初日)
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パネルディスカッション(初日)
| ドイツ大使館主催レセプション(初日)
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全体司会(2日目)を務める渡邉誠 | 基調講演(2日目)をする西尾章治郎大阪大学総長
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分科会(2日目)
| クロージングパネルディスカッション(2日目)
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資料コーナー
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開会挨拶(初日)登壇者等による記念撮影
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シンポジウム登壇者等による記念撮影
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HRKとの意見交換会(2日目)
| 意見交換会(2日目)で発言する山極壽一会長 |
意見交換会(2日目)出席者による記念撮影
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【参考】
- プログラム集(各登壇者の略歴含む) [4.3MB]
- 発表資料
- 日独共同プレスリリース資料 [501KB]