日豪交流事業 Australia-Japan Research and Collaboration Forumを開催(11/28)
お知らせ
国立大学協会は、2024年11月28日に、オーストラリア・キャンベラにて、Australia-Japan Research and Collaboration Forumを開催しました。本フォーラムは、国大協とオーストラリア大学協会(Universities Australia(UA))との共催でオーストラリア国立大学をホスト校として開催し、日豪双方より大学長、理事及び副学長を中心として、日本からは9機関16名、オーストラリアからは政府機関を含め19機関20名が参加し、事例発表、意見交換及び情報共有を行いました。
はじめに、UAのLuke Sheehy CEO、国大協の牛木辰男国際交流委員会副委員長(新潟大学長)、オーストラリア国立大学のJonathan Dampney国際部長より、開会の挨拶があり、これまでの日本とオーストラリアの友好関係の継続の意義とフォーラム開催にあたっての各所への深い感謝とともに、今回のフォーラムが双方の高等教育の更なる発展の機会になることへの期待が述べられました。この後、国大協とUA間で、記念品の交換が行われました。
続いて、3つのセッションと1つのProgram Showcaseが行われました。各セッションでは、「研究協力の強化」、「エネルギー転換支援」、「研究インテグリティ及びセキュリティ」というそれぞれのテーマに沿って、日本とオーストラリアから政府機関や自大学の取組みを紹介しました。Program Showcaseでは、「STEM分野の女性トップリーダー支援プログラム」をテーマに、オーストラリア科学技術協会からSTEM分野で活躍する女性リーダーに焦点を当てた記事や特集を増やし、メディアを通じて社会全体の認識を変える事例について紹介され、セッションも含め活発な質疑応答、討論が行われ、日本とオーストラリアの大学と社会が抱える共通問題及びその解決への取組みについての関心の高さが窺えました。
最後に、石崎泰樹群馬大学長及びLuke Sheehy UA CEOより閉会挨拶があり、主催者とホスト校、発表者及び参加者全員へ謝意が表されるとともに、今回のフォーラムが日豪大学間交流の更なる発展に寄与する有意義な会となった旨が述べられました。
フォーラム閉会後は、オーストラリア国立博物館にてUAと在オーストラリア日本大使館との共催でネットワークレセプションが開催されました。Luke Sheehy UA CEO及び在オーストラリア日本大使館鈴木量博大使より、レセプション歓迎挨拶が行われ、和やかな雰囲気の中で、日豪両国の参加者が親睦を深めました。最後に、牛木辰男国際交流委員会副委員長より、レセプション閉会挨拶が行われ、盛会のうちに終了しました。
牛木辰男国際交流委員会副委員長による 左から喜多一美岩手大学理事、大家万明
開会挨拶 電気通信大学理事、椹木哲夫京都大学理事・副学長
石崎泰樹群馬大学長(左)及び 左から佐藤弘基九州大学特任教授、林宣宏
許斐ナタリー九州大学副理事(右) 東京科学大学副学長、南コニー金沢大学学長補佐
フォーラム参加者の集合写真
プログラム:
Australia-Japan Research and Collaboration Forum Agenda 2024
日本側大学
Session1:京都大学 椹木哲夫理事・副学長
岩手大学 喜多一美理事
電気通信大学 大家万明理事
Session2:群馬大学 石崎泰樹学長
Session3:九州大学 佐藤弘基特任教授